04713-170323 PENTAX K-1 + 43mmF1.9 始動!!
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RICOH GR II
(ここに掲載した写真はすべてリコー「GR II」で撮影したものです)
ペンタックスに興味を持って以来、K-1とKP、ヨドバシカメラの店頭で何度も何度も試しました。どちらが自分に合っているか。システムとして自分の撮影手法に適するのはどちらか。こういう悩みは愉快。 どちらも魅力的すぎて、両方使いたいくらい。KPを持つとその存在感が所有欲をくすぐる。密度の高さと掌に収まる道具感にゾクゾク。
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RICOH GR II
選択は一つ。物事には順序がある。最高を最初から。K-1。
K-1自体の各性能が素晴らしいのは当然として、最大の理由はレンズ。写真はレンズ。カメラはレンズから選ぶ。使いたいレンズを決めてからそれに使えるカメラを合わせるのがカメラ選びの思考手順。
K-1はレンズ3本(31mm F1.8、43mm F1.9、77mm F1.8)でシステムが完成する美しさに惚れました。もちろんPENTAXには魅力的なレンズがたくさんあります。そのうち、F2以下の明るい単焦点のFA Limitedレンズ3本で軽量コンパクトに3つの画角が揃う軽快さ。システムとして素晴らしい。
1990年代に愛用していた中判フィルムカメラ「MAMIYA7」のようにシンプルな構成。それで思い出した。43mmってキリのいい数字じゃないのになんとなく親近感があると思っていたら、MAMIYA7のレンズにも存在した焦点距離だ(中判フォーマットのMAMIYA7の場合、43mmは21mm相当の広角レンズ)。MAMIYA7から20年の時を経てK-1で43mmレンズを使う不思議な縁。 https://flic.kr/p/U4m9oW https://live.staticflickr.com/2889/34168431906_732bc3f094_3k.jpg
RICOH GR II
さて「K-1システム」の重量を計算。まず単体。
PENTAX K-1(バッテリ、SDカード含む):1,010g
smc PENTAX-FA 31mm F1.8AL Limited:345g
smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited:155g
smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited:270g
次に合体した重量。
K-1+ 31mm:1.355kg
K-1+ 43mm:1.165kg ← レンズ1本の最軽量ミニマル体制
K-1+ 77mm:1,280kg
K-1+ 31mm + 43mm:1.51kg ← レンズ2本体制
K-1+ 31mm + 77mm:1.435kg
K-1+ 31mm + 43mm + 77mm:1.78kg ← レンズ3本体制
フラッグシップのフルサイズ一眼レフがF2以下の明るい単焦点レンズ3本を含めたシステム全体で1.78kg。なんと軽い!!
撮影目的で移動するなら「そのカメラ、そのレンズで撮影したい」というモチベイションがあるから、カメラやレンズの重量なんて気にしない。でも撮影が主目的でない出張などの時、一眼レフシステムはできるだけ軽量コンパクトな方がありがたい。そして、暗くてもちゃんと写る暗所性能が必須だし、ブレ補正など、撮影の確実性を高めてくれるテクノロジの恩恵に預かりたい。
そう考えたら現在売られているフルサイズ一眼レフにおいて、ボディ内ブレ補正を搭載したPENTAX K-1 + F2未満のレンズ3本、というシステムがベストと結論。あとは寄れるレンズとして50mm F2.8(または100mm F2.8)マクロを足せばいい。よく考えられたシステムです。
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RICOH GR II
最初のレンズは「標準+α」画角の43mmを選択。これ1本でなんでも写せる万能感。
原点です。標準レンズ1本ですべてを写す。新しいカメラを買うとき、一緒に買うべきレンズは40〜50mm程度の明るい(F2以下の)単焦点(ズームしない)レンズです。
1992年、shioが写真を1年間独習した末に初めて買ったレンズはキヤノンEF50mm F1.8。その後すぐにEF50mm F1.4に買い替え、21世紀に入ってEF50mm F1.2を買い足した後、それを下取りに出して買ったシグマの50mm F1.4、そしてシグマの現行「50mm F1.4 DG HSM|Art」へ移行して現在に至ります。基本はずっと50mm。またニコンもフィルム時代にFE2とともに最初に買ったレンズが50mm F1.4。このように新しいカメラシステムは必ず50mmでF2以下のレンズから始める習わし。
K-1後も、キヤノンの一眼レフEOS 6Dと5Dともにシグマのレンズで使い続けます。またミラーレス一眼カメラはもちろんシグマsd Quattro H。
フィルム時代からデジタル時代まで一眼レフは一貫してキヤノンをメインに使って25年。ペンタックスK-1とともに今日から始まる新たな写真生活にワクワク。
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RICOH GR II